焼き茄子の煮付けとウテナの胡麻味噌和え
2010.06.01
茄子がおいしい季節になってきました。
爽やかな辛味の油焼きで、初夏の風味を堪能しましょう。
「ウテナ」とは、茄子のヘタのことです。畑の椎茸といわれるほど歯ごたえがあって、おいしいので、捨てずに生かしましょう。
≪材料(4人前)≫
茄子(あく抜きしたもの)・・・・5本
【A】
砂糖・・・・・・・・・・・・・・・・・・・10g
みりん・・・・・・・・・・・・・・・・・・大さじ4
濃口醤油・・・・・・・・・・・・・・・・大さじ4
水・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1カップ
【B】
いりごま・白味噌・酢・・・・・・・適量
【作り方】
1.茄子は、ヘタを取り、縦半分に切って、油で、軽く炒めます。
2.茄子の色が、変色したら、【A】の煮汁を加えます。
3.【A】に浸した茄子を中火で、約10分間柔らかくなるまで、煮立てます。
器に盛りつけて、お好みで、生姜をのせます。
4.切り取ったへたは、さっと揚げて 【B】で和えます。
(または、茹でてお浸しに。)
『これが、プロのこつ!』
茄子の中身まで、煮汁が染みると味が辛くなりすぎるので、気をつけて下さい。
皮に味付ける程度で、中身もおいしく食べられます。
*月刊誌「花園」(妙心寺発行)より転載